翌日、私は起きてすぐにお風呂に入った。


疲れていたとはいえ、お風呂に入らずに寝てしまったので、流石に女子としてどうかと思ってしまった。


でもまぁ、打ち上げは夜だし焦ることないか…


今夜の打ち上げは焼肉だ。まぁ、なんと打ち上げにふさわしいことか。


時間はあるし、もう一眠りするかな…


そう思い2階に上がろうとした時。


ピンポーン


家のチャイムがなった。


「…」


ピンポーンピンポーン


私が固まっていると、チャイムは遠慮なしになり続ける。


私は仕方なくドアを開けた。するとそこには…


「栞奈寝てたー?」


「…美久」


美久がいた。


「何しに来たの…?」


「ん?出かけようと思って!」


「…」


「おじゃましまーす。」


美久は遠慮なしに私の家に入った。私はどんどん歩いていく美久のあとをおった。