しかし、まるで夏生との結婚がバレたときの学校みたいで居心地が悪い。
そんな私の気持ちを知らないのか、おじいさまは上機嫌のようだ。
……ほんと、なんで私に跡を譲るとかいいだしたんだろ?
ちょっと、いやかなり……困る。
「……はぁーっ」
帰りの車に乗るとため息が漏れた。
お開きになって、おじいさまとふたりで話をしたかったんだけど、数人の親類
の方が早くおじいさまに詰め寄ってて、無理だった。
結局、この日はおじいさまから真意を聞き出せないまま、家に帰ることになっ
てしまった。
「……お疲れ、ですね」
ルームミラー越しに、柏木さんが困ったように笑った。
「……はい。
柏木さんは今日のこと、知ってましたか?」
「いえ、全く。
寝耳に水、ですね」
「そうなんだ……。
おじいさま、なに考えてるんだろ?」
「さあ、私には」
そんな私の気持ちを知らないのか、おじいさまは上機嫌のようだ。
……ほんと、なんで私に跡を譲るとかいいだしたんだろ?
ちょっと、いやかなり……困る。
「……はぁーっ」
帰りの車に乗るとため息が漏れた。
お開きになって、おじいさまとふたりで話をしたかったんだけど、数人の親類
の方が早くおじいさまに詰め寄ってて、無理だった。
結局、この日はおじいさまから真意を聞き出せないまま、家に帰ることになっ
てしまった。
「……お疲れ、ですね」
ルームミラー越しに、柏木さんが困ったように笑った。
「……はい。
柏木さんは今日のこと、知ってましたか?」
「いえ、全く。
寝耳に水、ですね」
「そうなんだ……。
おじいさま、なに考えてるんだろ?」
「さあ、私には」



