電報の話をした次の日は、退院して初めてのお稽古だった。
今日はお茶だそうだ。
いつも通りお稽古が終わって迎えにきた柏木さんの車に乗ると、バケツを突き
つけられた。
「吐いて」
「はい?」
「吐いてください。
茶菓子とお茶と、口にしましたよね?
もしものとき、困ります」
「えっと。
でも、今日は別になんともないですし……」
「いまは大丈夫でも、遅効性の物もありますから。
とにかく吐いてください」
……柏木さん、怖い。
心配してくれてるのはわかるけど。
「そういわれても、簡単には……」
「では。
失礼します」
あごを掴まれたと思ったら。
口を開けさせられて、喉に指を突っ込まれた。
吐き終えるとペットボトルを渡された。
「水を飲んでもう一度、です」
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今日はお茶だそうだ。
いつも通りお稽古が終わって迎えにきた柏木さんの車に乗ると、バケツを突き
つけられた。
「吐いて」
「はい?」
「吐いてください。
茶菓子とお茶と、口にしましたよね?
もしものとき、困ります」
「えっと。
でも、今日は別になんともないですし……」
「いまは大丈夫でも、遅効性の物もありますから。
とにかく吐いてください」
……柏木さん、怖い。
心配してくれてるのはわかるけど。
「そういわれても、簡単には……」
「では。
失礼します」
あごを掴まれたと思ったら。
口を開けさせられて、喉に指を突っ込まれた。
吐き終えるとペットボトルを渡された。
「水を飲んでもう一度、です」
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