莫迦。
ほんとに莫迦。
こんなに教師、続けたい癖に。
そうだね、夏生は教師してるときが、一番輝いてるもん。
私が奪ってしまうなんて、ダメだ。
……うん。
いつものように、夏生がお休みのキスしてくれる。
「ゆずちゃん、なんで泣いてるの?」
「……え?」
慌てて自分の顔をさわると、濡れていた。
「どうしたの?
今日ほんと、おかしいよ?
なにかあった?」
「なにもないよ。
なにもないから……」
そういいつつも。
夏生の腕の中で泣いた。
ごめん。
許してね、夏生。
もうこれからは泣かないから……。
朝起きて、制服に着替えるときに指環の通ったチェーンを外した。
ほんとに莫迦。
こんなに教師、続けたい癖に。
そうだね、夏生は教師してるときが、一番輝いてるもん。
私が奪ってしまうなんて、ダメだ。
……うん。
いつものように、夏生がお休みのキスしてくれる。
「ゆずちゃん、なんで泣いてるの?」
「……え?」
慌てて自分の顔をさわると、濡れていた。
「どうしたの?
今日ほんと、おかしいよ?
なにかあった?」
「なにもないよ。
なにもないから……」
そういいつつも。
夏生の腕の中で泣いた。
ごめん。
許してね、夏生。
もうこれからは泣かないから……。
朝起きて、制服に着替えるときに指環の通ったチェーンを外した。



