眼鏡とハンバーグと指環と制服と

「七尾!」

城崎先生が、痛みを感じるほど私の腕を強く掴む。
というか、爪が食い込んでて痛い。

勇にぃが私を抱き留めてくれてるんだけど、城崎先生の力は信じられないほど
強くて……変な音がしたと思ったら、肩に激痛が走った。

「……!、!、!、!、!!!!」

「夕葵っ!離せよっ!」

勇にぃが城崎先生の手を剥がそうとするんだけど、全然離れてくれない。

悲鳴を上げようにも、声にならない。
痛みで視界が、滲む。

「……夕葵を離してもらえる?」

「……!」

気が付いたら。

城崎先生は夏生に押さえつけられ、片手をぎりぎりと背中にねじり上げられて
た。

「夏、落ち着け。
それくらいでやめておけ」

「……勇。
止めないでくれるかなー?」