眼鏡とハンバーグと指環と制服と

勇にぃと亜紀ちゃんは危険を察知したのか、私を庇うように座ってる。

「七尾!学校へ行くぞ!」

……近藤家にまで押し掛けてきたのは。
案の定の城崎先生だった。

「……いや。
行きません」

「なにいってる!
ずる休みはダメだぞ!」

「やだ!」

「なにやってるんですか。
嫌がってるじゃないですか」

「担任が生徒のことを思ってやってるんだ。
なにがいけない?」

勇にぃが睨み付けると、城崎先生はうっすらと笑った。

……ああ。
この人は全部自分が正しい、って思ってる人だ。
なにをいっても、無駄なんだ。

「ほら、七尾、学校へ行くぞ!
今年は受験も控えてるっていうのに、こんなことでどうする!」

「……いや」