眼鏡とハンバーグと指環と制服と

きれい……ううん。
美しい、っていう方がぴったりだ。

刀の一振りごとに、空気が澄んでいく感じすらする。

いつもは外からしか見たことないけど、こうやって近くで見ると、いつも以上
に凄い。

きれいで、美しくて、かっこよくて……もう、なんていっていいのかわからな
い。

見惚れてるあいだに、気が付いたら終わってた。

ちょっと残念、っていうか。
だって、もっと、ずっと、見ていたかった。

すぐに次の人が始まる。

みんなやっぱりきれいなんだけど、夏生が一番きれいだった……って思うの
は、贔屓してるからなのかな?


道場の人たちの剣舞が終わると、ホテルに移動して打ち上げというか、謝恩会
らしい。
夏生たちはあとから来るから、先に移動してましょうね、っていわれて富栄さ
んと一緒に移動。

私は富栄さんのご招待、って形だからなにもしなくていいっていわれたけど、
美紗子さんたちは忙しく動き回ってる。
きっと、来年は私も、あそこに加わるんだろなーとか……考えてしまった。