眼鏡とハンバーグと指環と制服と

な、なんか恥ずかしい。

「藩別に分けて、しかも代表的な事柄まで入れてる人って、ゆずちゃんぐらい
しかいなかったよ」

「だ、だって……」

「こんなに歴史好きなんだから、そっち方面に進んでもいいと思うよ?」

どう?

じーっと夏生が私を見つめる。

「ううん。
いまのとこでいい」

「どうして?歴史、好きでしょ?」

不思議そうに夏生の首がこてんと倒れた。

「…………夏生に長生きして欲しいから」

「え?なに?」

「夏生に長生きして欲しいから!
栄養士の資格とって、食事管理して、健康で長生きしてもらうんだから!」

「……ゆずちゃんは可愛過ぎるよ」

「え?……ん!」

夏生の手が顔にふれたと思ったら、キスされてた。