今度はメッセージ送った途端に既読になった。
前に送ったのもいま読んだはず。
“ごめん。
早く帰りたいんだけど、今日も稽古、あるし。
だから、帰ってもらってくれる?
あとから連絡ください、って”
……はぁーっ。
だよね。
夏生はずっと、剣道やってる。
いまはお祭りで舞う剣舞のために、ほぼ毎日稽古。
「あの、月原さん、遅くなりそうだから、今日は帰ってください、って。
あとから連絡ください、だそうです」
「待つわよ、何時まででも。
泊まってもいいし」
「いや、だから……」
「なに?なにか不都合あるの?」
……はぁーっ、再びため息つきつつ携帯へ。
“待つって。
泊まってもいいって”
“ごめん。
今日は稽古休んで、なるべく早く帰るよ”
前に送ったのもいま読んだはず。
“ごめん。
早く帰りたいんだけど、今日も稽古、あるし。
だから、帰ってもらってくれる?
あとから連絡ください、って”
……はぁーっ。
だよね。
夏生はずっと、剣道やってる。
いまはお祭りで舞う剣舞のために、ほぼ毎日稽古。
「あの、月原さん、遅くなりそうだから、今日は帰ってください、って。
あとから連絡ください、だそうです」
「待つわよ、何時まででも。
泊まってもいいし」
「いや、だから……」
「なに?なにか不都合あるの?」
……はぁーっ、再びため息つきつつ携帯へ。
“待つって。
泊まってもいいって”
“ごめん。
今日は稽古休んで、なるべく早く帰るよ”



