「ううん。
なんでもない。
きっと勘違い、だよ」
なんとなく、気付いてはいけないことのような気がして誤魔化しておく。
きっと私が、……知っちゃいけないこと。
「そんなことより。
おみやげ、ありがとう。
嬉しかった」
家の鍵につけたネズミモチーフのキーホルダーを出してみせる。
修学旅行から帰ってきてすぐ、亜紀ちゃんがふたりからのおみやげだって届け
てくれた。
「夕葵とテーマパークで遊べなかったのは心残りかな」
「……ごめん」
「あやまるな。
夕葵が悪かったわけじゃないから」
「そうだ。
まだ先の話だけどさ。
卒業旅行で行こうよ」
「そーだねー。
楽しみ!」
「ぜひそうしよう」
なんでもない。
きっと勘違い、だよ」
なんとなく、気付いてはいけないことのような気がして誤魔化しておく。
きっと私が、……知っちゃいけないこと。
「そんなことより。
おみやげ、ありがとう。
嬉しかった」
家の鍵につけたネズミモチーフのキーホルダーを出してみせる。
修学旅行から帰ってきてすぐ、亜紀ちゃんがふたりからのおみやげだって届け
てくれた。
「夕葵とテーマパークで遊べなかったのは心残りかな」
「……ごめん」
「あやまるな。
夕葵が悪かったわけじゃないから」
「そうだ。
まだ先の話だけどさ。
卒業旅行で行こうよ」
「そーだねー。
楽しみ!」
「ぜひそうしよう」



