眼鏡とハンバーグと指環と制服と

「……で。
あとは?どうするんだっけ?」

「ああ、殺せって」

……殺す?私を?なんで?

「……なあ。
殺す前に楽しんでもいいよな」

耳にかかる、湿った吐息が気持ち悪い。
後ろから強く胸を揉まれ、首筋を舐められ、鳥肌が立つ。
男の手が太ももをなで上げ、スカートの中に……。

「!!!!!!!」

嫌悪感とともに肺から上がってきた空気はガムテープに阻まれ、音にならな
い。
苦しくて、男の手から逃れたくて、必死で手足をばたつかせた。

「暴れんなよ、なあ。
すぐに殺してもいいんだぜ」

男の手が私の首にかかり、ぐぅーっと締め付ける。

「!!!!」

……苦しい。
私ほんとに……殺されるんだ。
助けて、夏生。
死にたくないよ……!