眼鏡とハンバーグと指環と制服と

「夕葵!
次そんなことされたら、迷わずすぐにうちにこい!
月原にはあとで、勇にぃからきつーくお灸を据えてもらう!」

「あ、あのね?でも、悪いのは私なんだし……」

「原因が夕葵でも、あきらかに月原はやり過ぎ、だ!!」

怒り狂ってる亜紀ちゃんはほんとに怖い。
こんなの夏生が見たら、また泣いちゃうんだろうなーとか思うと、なんかおか
しくなってきた。

「夕葵!なに笑ってるんだ!?」

「あー、きっといまの亜紀ちゃん見たら、夏生絶対泣いちゃうなーって」

「あのなー」

亜紀ちゃんはなんか脱力して、私のあたまを撫でてる。

えーっと?

「まあ、月原の独占欲強過ぎは問題だけど。
まあ、あいつも寝不足だったってことは、それなりに反省したんだろうし?
それにもう、今日はあれだったってことは、仲直りしたんでしょ?」

「うん。
僕も悪かったって、あやまってくれたよ」

「ならもう、いいんじゃない?亜紀も許してやりなよ」