眼鏡とハンバーグと指環と制服と

香織ちゃんはめちゃくちゃ驚いてるけど。
普通はそうなのかな?

「たまたま夏生も図書室行ってて、聞いちゃった、みたい」

「……だからいっただろ」

「……うん。
ごめん。
亜紀ちゃん」

……確かに昨日、亜紀ちゃんに忠告されてたもんねー。

「で、喧嘩って?
言い合いだけ?
殴られたりしなかった?」

「ううん。
……でも、押し倒されて、無理矢理されそうになった」

「つーきーはーらー」

ぐしゃ、亜紀ちゃんの手がたい焼きを握り潰し、餡子が飛び出る。

こ、怖いです!

「高校生相手にそんなことするか、普通!?
一回りも年上なんだから、大人の余裕でかまえとけ、っていうんだ!」

「確かに、やり過ぎー」