眼鏡とハンバーグと指環と制服と

「はい」

「ほんとに、ほんとに、ちょっとでも具合が悪くなってきたら、すぐにいうん
だよ?」

「はい。
大丈夫です」

「約束だよ?」

「わかりました」

「やっぱり……」

「月原先生、くどい」

「……うん。
じゃあ、近藤さんと沢城さんにゆっとくね」

……はぁーっ。

肩を落として保健室を出て行く月原先生にため息。
あんなんだから、教頭先生にいらん疑いかけられるんだって、自覚ないのかな
ー?

「七尾さんも保護者があれだと大変ね」

「はい。
ほんとに困ったお兄ちゃんです」

渡辺先生は呆れてる。
呆れられても仕方ないと思う。
ほんとに困ったさんなんだもん。