眼鏡とハンバーグと指環と制服と

そういうと、ふふって笑って二階に上がっていった。

……なんだったの、かな?

いつも通りごはんを食べながら、いつ切り出すかタイミングを探してた。

今日は肉じゃがにしたので、夏生は嬉しそうだ。
じゃがいもの角が取れるくらい、煮込んだのが好きなんだよねー。


結局ごはんを食べてるあいだ、話を切り出すことができなかった。
もう、このまま黙っててもいいんじゃないか、とか片付けしながら思い始めて
た。

夏生はリビングで、バラエティ番組なんか見てる。

片付けが終わると、コーヒー淹れて、ソファーの夏生の隣に座った。

「ゆずちゃん」

「なあに?」

夏生が私を見つめる。
意味がわからなくて、首を傾げた。

「僕になにかいうこと、なーい?」

「え?別に……ないよ?」

……夏生はなにがいいたいんだろ?