眼鏡とハンバーグと指環と制服と

しばらくして城崎先生が出てきて、
「帰れ」
って追っ払われた。

仕方なく、学校を出る。

電車の中で、どんどん胸が苦しくなっていった。

駅を出て、思い切って亜紀ちゃんに電話をかける。

『はい。
……夕葵、どうした?
宿題見せて欲しいのか?』

「……亜紀ちゃん。
どうしよう」

『夕葵?なにがあった?』

「私……。
私のせいで、夏生が……」

『夕葵。
いまどこにいる?』

「……駅」

『すぐに行く。
そこにいろ』

「……うん」

携帯切って、五分で亜紀ちゃんは来てくれた。