眼鏡とハンバーグと指環と制服と

「そんなこというってことは、私になにか怒られるようなこと、夏生はしたっ
て自覚があるんだ?」

「……だって……クリスマス……」

「それは許す、っていったでしょ?」

「……じゃあ……なんで……」

……もう。
私よりおっきい癖に、涙目で、しかも上目遣いで見ないでよ。

「……クリスマスプレゼントのつもり、だったんだけど」

「……クリスマス、プレゼント……?」

最初は怪訝そうにしてたけど、次第に意味がわかってきたのか、顔が笑顔に変
わってく。

……喜んでるの、丸わかり。

「そう。
物は用意したけど、それ以外でも特別なにかを渡したくて」

「ありがとう!ゆずちゃん!」

夏生の顔が迫ってきて、思わず手で押さえてた。

「亜紀ちゃんたちがいるんだから!」

「まだ寝てるよ?」

「ダメ!」