眼鏡とハンバーグと指環と制服と

「普段も呼んでやれ。
可哀想だ」

「……うん」

ふたりになんとなく責められつつ、……ちょっと変わったクリスマスプレゼン
トを考えていた。


日付が変わり、丑三つ時という奴も過ぎると、流石にふたりとも眠ってしまっ
た。
私も眠っていいんだけど、なんとなく習慣って怖いもので、なつにぃが帰って
きたのを確認しないと眠れない。

さらに三十分後、家の前に車が止まった音がして、なつにぃが帰ってきた。

置いてあったカーディガンを羽織って、そっと布団を抜け出す。

「おかえり。
お疲れ様。
……飲んでるの?」

「ただいま。
まだ寝てなかったんだ。
……一杯だけ、誘われて」

そっと私を抱き寄せると、おでこにキス。
寝ているふたりを起こさないように、小さな声でこそこそ話す。

「なんか、食べる?
お茶漬けくらいならできるよ」