「そういや、さ。
夕葵は小さいときから、なつにぃ、なつにぃってほんとみててわかりやすかっ
たけど。
夏はなんで、夕葵なんだ?
彼女だっていたことあったろ?」
「勇、いまそれ、聞く?
まあいいけど。
ゆずちゃんは僕が欲しい、って思ってた家族、だから」
「家族?」
「話、長くなるよ?それでも聞く?」
「聞きたい。
歳も亜紀も聞きたいよな?」
うんうんと、ふたりとも……どころか香代子さんも頷いてた。
「うん。
あのね……」
……僕ね、ずっと家族が欲しかったんだ。
母さん、僕が小学生のとき死んだでしょ?
父さんは仕事ばっかりで、七尾のおばあちゃんに預けられてた。
おばあちゃんはよくしてくれたけど、やっぱり家族じゃないんだよ。
夕葵は小さいときから、なつにぃ、なつにぃってほんとみててわかりやすかっ
たけど。
夏はなんで、夕葵なんだ?
彼女だっていたことあったろ?」
「勇、いまそれ、聞く?
まあいいけど。
ゆずちゃんは僕が欲しい、って思ってた家族、だから」
「家族?」
「話、長くなるよ?それでも聞く?」
「聞きたい。
歳も亜紀も聞きたいよな?」
うんうんと、ふたりとも……どころか香代子さんも頷いてた。
「うん。
あのね……」
……僕ね、ずっと家族が欲しかったんだ。
母さん、僕が小学生のとき死んだでしょ?
父さんは仕事ばっかりで、七尾のおばあちゃんに預けられてた。
おばあちゃんはよくしてくれたけど、やっぱり家族じゃないんだよ。



