「うん」
なつにぃと並んで歩く。
見上げると、柔らかく揺れる髪。
黒縁の眼鏡。
その奥の優しい瞳。
手を伸ばせばふれられるのに、手を繋ないもどかしさ。
……私の、いまの倖せ。
亜紀ちゃんちで結局、なつにぃも一緒に晩ごはんを食べることになった。
なつにぃひとりが増えただけなのに、妙に嬉しい。
夜は、おじさんが買ってくれた、ぬいぐるみを抱いて寝た。
あの事件以降、よく眠れなかったのが嘘みたいに、ぐっすり眠れた。
事件から半月もたつと。
ようやく少しずつ、学校も落ち着き始めた。
もう家に帰れるかな、と思ってたんだけど、教頭先生は意外としぶとかった。
「忘れてないから」。
そう釘を刺されたので、もうしばらく亜紀ちゃんちにお世話になってて欲しい
と、メッセージが送られてきた。
それからさらに一週間がたって。
なつにぃと並んで歩く。
見上げると、柔らかく揺れる髪。
黒縁の眼鏡。
その奥の優しい瞳。
手を伸ばせばふれられるのに、手を繋ないもどかしさ。
……私の、いまの倖せ。
亜紀ちゃんちで結局、なつにぃも一緒に晩ごはんを食べることになった。
なつにぃひとりが増えただけなのに、妙に嬉しい。
夜は、おじさんが買ってくれた、ぬいぐるみを抱いて寝た。
あの事件以降、よく眠れなかったのが嘘みたいに、ぐっすり眠れた。
事件から半月もたつと。
ようやく少しずつ、学校も落ち着き始めた。
もう家に帰れるかな、と思ってたんだけど、教頭先生は意外としぶとかった。
「忘れてないから」。
そう釘を刺されたので、もうしばらく亜紀ちゃんちにお世話になってて欲しい
と、メッセージが送られてきた。
それからさらに一週間がたって。



