「好きな人が、仕事ですっごく疲れてて、それで傍にいて力になってあげたい
けど、自分は高校生だから、かえって気を遣わせるばっかりで、なにもできな
いのが悔しいんです」
「七尾さん……」
「それでなくても、別件でしばらく会えなくて。
淋しくて、ほんとはいつもみたいに、名前呼んであたま撫でて欲しいけど。
でも、忙しい彼にそんなこというのは、ただの我が儘な気がして。
もうなんか、ぐちゃぐちゃで。
どうしていいのかわからなくて……」
「大丈夫。
ちゃんと彼に、気持ち伝わってるよ」
泣きそうになって俯いたあたまの上に、手の感触。
「ほんとに……?」
「ほんとに。
七尾さんのそんな気持ち、嬉しいって思ってるよ。
それに、彼もきっと、淋しいって。
早く仕事が落ち着いて、七尾さんに会いたい、って」
ゆっくり、ゆっくりと月原先生の手が、私のあたまを撫でる。
「……うん」
「だから、もうちょっと。
我慢しててあげて」
けど、自分は高校生だから、かえって気を遣わせるばっかりで、なにもできな
いのが悔しいんです」
「七尾さん……」
「それでなくても、別件でしばらく会えなくて。
淋しくて、ほんとはいつもみたいに、名前呼んであたま撫でて欲しいけど。
でも、忙しい彼にそんなこというのは、ただの我が儘な気がして。
もうなんか、ぐちゃぐちゃで。
どうしていいのかわからなくて……」
「大丈夫。
ちゃんと彼に、気持ち伝わってるよ」
泣きそうになって俯いたあたまの上に、手の感触。
「ほんとに……?」
「ほんとに。
七尾さんのそんな気持ち、嬉しいって思ってるよ。
それに、彼もきっと、淋しいって。
早く仕事が落ち着いて、七尾さんに会いたい、って」
ゆっくり、ゆっくりと月原先生の手が、私のあたまを撫でる。
「……うん」
「だから、もうちょっと。
我慢しててあげて」



