「……あの、レオンさんって……」 知らない名前が出てきて尋ねると、あたりまえのように衝撃事実が降ってきた。 「ああ、この国の王子。今の帝王の息子にあたるかな」 「お、王子…!?」 驚いて素っ頓狂な声を出すと、 部屋にいた私以外の全員がびっくりしたような顔をした。 「そんな驚くことか? 王子っつったって、あいつは4強のなかで1番王子らしくねぇけど」 「まぁ、親しみやすさってことでいいんじゃないか」 なにやらまた頭が痛くなりそうな話で、頭にハテナが浮かんでいく。