「ほい、水」 すっと目の前にグラスを差し出され、上体を起こして、それを受け取った。 水、と言われたそれは、水にしては青い色素が多すぎるくらい、海みたいな色をしていた。 それを1口飲んでから、ふと尋ねてみることにした。 「………あの、これ、水ですか?」 「ん?うん。水だけども」 「…青すぎじゃ………」 私がそう言うと、水を手渡してくれた方の人が怪訝そうな顔をした。