あいつのスキなヒト




「おま、失礼やな!!そりゃ告白されたんも初めてやけど、俺にだって彼女ぐらいできるわ!!」


頭にチョップが飛んできた。


べつに、痛くなんかなかったけど、

目がジーンと熱くなって涙が出そうになった。




こんなとこで泣けるか…。


ぐっと目に力を入れて堪えた。



「痛いなあ!もう!さっさと彼女のとこいきーや、待ってんで!!」


「言われんでもそーするわ!」


いーっと、口を横に引っ張ってちぃは教室から出て行った。