「協力するわよ?」
先ほどとはうってかわって、おばあさんは、冷たい笑みを浮かべた。
「...それなら、来週の舞踏会に出られるようにしてよ?」
「...いいわ。当日の舞踏会の日程は?」
「夜の8時から12時。王子様が妃を決めるのよ」
「だからなのね。」
「...え?」
「私にはあなたの心が視えるのよ。」
「...あり得ないけどもうどうでもいいや」
計画の問題は解決した。あとは、




実行するだけ。