いつの間にか 好きだった

「もう言ってある。本社に行く条件のかわりに 婚約破棄して亜紀と結婚する。親父も認めてくれた。」


「え?」


それって2年前の事?


「俺の事好きだっただろ?」


それは2年前の話で あの時諦めたのに…


「もう 俺に興味はないか?」


だって無理だと思って 頑張って諦めたのに…今更…


「亜紀。」


そんな優しい声で呼ばないで…
ポロリと涙が溢れた


腕を引っ張られ 戸田さんに抱き締められた


「結婚しよ。」


頷きそうになったが


「まずは 付き合って下さい。」


目を細め私を見るけど 返事はしてくれない