― BLUE ―


クラス替えでは杉本と離れてしまったし美耶や咲とも離れてしまった。

とは言っても美耶と杉本は共に特進クラスだから、あたしと一緒になることはないんだけれど。

だけど校舎も離れてしまう。
渡り廊下を渡らなければ、杉本のクラスにはいけない。

特進クラスのほとんどが有名大学へ進学するらしいので、なんとなく学校に見捨てられてた気がしてしまう。


「はあ…」


だけど仕方ない。
それが現実だ。
落ち込んでばかりはいられない。


「マコーーっ!!!!もおー、探したしっ!」

「おはよー。重役登校お疲れさま〜」

「ねえ、ちょっとー!あたしたち同じクラスなんだって?」


そうなのだ。なんと千草と同じクラスになった。

これが大袈裟だけど唯一の吉報で、だけど楽しい日々が送れそうな予感にわくわくする。

日差しはずいぶん暖かくなったけれど、まだどこか頼りなく緩いこの季節。