華奢な体が、澄んだ歌声が、こぼれる笑顔が、すべて愛おしいと思った。 そのまなざしを、その言葉を、そのぬくもりを、すべて欲しいと思った。 そう思ったのは初めてで、けれど初めてだからすぐに受け入れた。 ーーーあぁ、私は貴女に恋をしたのだと。 本編のシリル目線です