「うるせぇー。俺の顔が赤いのは夕陽に照らされているからだっつーの!!」 お前は小学生かっ。というくらいのツッコミ満載発言にお腹を抱えて笑った。 「ごめんっ。笑うつもりなかったんどけど。」 「あー。俺恥ずい!いいし、別に。」 そう言うと黒澤君は自分の前髪をクシャクシャとしながら笑っていた。 「あのさっ、もっと俺を頼れ!そんでたくさん泣けよ。親切な俺が聞いてやるよ。」 少々、上から目線であるが思いのほかその言葉を求めていた自分がいて驚いたがちょっぴり嬉しかった。