「もしかして、俺にいじめられたいの?」 「え?は?何がっ?」 黒澤君は何を言い出すんだ!そんなことしたら私が耐えらんないよ! 私が、おどおどしていたら黒澤君があと少しで顔が噴火するんじゃないかという位置まで来て止まった。 「言えよ。俺になら何されてもいいって」 近くのコンクリート壁に両手を当てて私は逃げられなくなってしまった。 下から抜けようと思えば行けるかもしれないと思ったがベランダから飛んだ時に膝が1番重症だったため曲げられないや。 「私に何を言わせる気なの?!」