僕らの初恋青春譜



「そろそろ門限時間だし、帰らなきゃ」





時計の針は6時を指そうとしていた。門限は6時半なので早く帰らないといけない。単にお母さんのるーちゃんが心配性って言うだけなんだけどね……。







「そっか。分かった。和恋の家まで送るよ」






「大丈夫。玄関まででいいよ。お菓子とか色々貰って、お世話になったし」







ゲーム意外と楽しくて盛り上がっていたらお腹空いて黒澤君が出してくれたお菓子ほぼ半分食べちゃったし(笑)






「そっか。じゃあ、玄関まで行くわ」







「うん。そうしてくれる?それに、家まで静かに歩きながら夕陽見たいしね♪」






そう言うと黒澤君はピーンと来たような表情をしてこちらを見てきた。








「食べた分、動いて来るといいぞ」






そう言って私の肩に片手をポンッと置いた。







「失礼だな!!もう。」






ガチャと玄関を開けると西の空は真っ赤な色をしていた。今日は1日いい天気だったため、雲一つない。