初めまして、プリンセス

「あんたさあ、折角顔も頭も良く産んでもらったんだから、もう少しそれを活用したら?」



ナオは流石について行けないわ、なんて呆れ顔をしている。



「私は、頭も顔も良くないもーん。」



だから、こうやって妄想でお腹いっぱいにしてるのに。

まったく、親友のくせに分かってないなあ。



「無自覚なお姫様って、さんざん男達に騒がれてたこと本当に気づいてないのかしら……」


ナオのそんな小さな呟きは、私の耳には入らなかった。