初めまして、プリンセス

それらを兼ね備えた彼が、

膝を床につけ、所謂“王子様ポーズ”で私の目の前に存在している。



「………か、か、カナメ……!」



聞き慣れたナオの声で、やっと我に返る。


初めまして、

プリンセス………?!!!




「貴女、村本カナメ様は、第三代プリンセスに選ばれました。」



私に突き刺さる声は淡々と、どこか雪のような、氷のような冷たさを含んでいる。

しかし、口元の笑みは変わらず崩れることはなく───