そんな君が大好きだ


「ついた、」

「ここか…」

麗奈をみると何かを覚悟してたみたいだった。

ピンポーン

「はーい」

「あら、どーぞ。」

実の息子が帰ってきたとは思えないほど冷たい声だった。

「お邪魔しまーす!!」

とんでもなく大きな声を出した麗奈。