そんな君が大好きだ

「彼女いたけど、部屋見てみんな逃げてった」

「ねねね
あの部屋、無くそーよ?」

「っ、」

「その代わり、綺麗な部屋にして、私の私物持ってきていい?」

「え?」

「あの暗い部屋で独りで耐えるくらいなら、私がそこにいる。何でもしてあげるからね?」