その光景を突き刺さるような目で見ている人物が一人…
しかしあたしは,そんなことには気付かないほど有頂天になっていた
『ねぇ~今からカラオケ行こうよ♪』
詩織が再び一臣の腕に絡み付きながら言う
『そうだね~行くか!ね!くるみ♪』
『え?う……?!』
「うん」と返事をしようと横を見ると一臣の背後ですごい顔をした詩織が睨んでいた
全面に「来るな!」というオーラを発している
ギャァ!こわい…!!
『い…いいや!あたし帰るから2人で行きなよ』
そう言うと詩織の顔はニコッと笑顔に変わる
『ほら♪くるみちゃんもこう言ってることだし2人で行きましょ!』
ふぅ…危うく魂抜かれるところだったよ…
関わりたくない…大人しく帰ろうっと
ふぅ…とため息をついた

