「……
俺、古宮 龍輝(ふるみや りゅうき)
よ、よろしく!」

紫「あ、かっ柏木 紫乃ですっ、よろしく」

うわぁ、
緊張して声裏返っちゃったよ〜…



綾「うっわ、こいつ照れてやんの」

龍「う、うるさい!兄貴は黙っとけよ!」

そういって冷やかしてくるあや君に
顔を赤くして怒る龍輝くん。


瑛「な?いい奴ばっかりって言ったろ?」

優しく言ってくれる瑛にぃ。

紫「うん…」



綾「よし!じゃあ海行きますか!
とら!どっちが海に早くつくか
競争な!!!」

そういって走り出すあや君。

「は、ちょ、待てよ綾輝!!」

慌てて走り出す瑛にぃ。

紫「行っちゃった…」

龍「…そだね。
あ、俺のこと龍って呼んで?
紫乃には龍って呼んで欲しい…」

紫「りゅ、龍?」

遠慮がちに呼ぶと目を見開く龍。

龍「うっわぁ、何今の…」

急に片手で顔を覆う龍にどうしたのと聞いても
大丈夫と誤魔化された。

…私なにかしたかな?