紫「…うん、いいよ。
私も龍のこと…もっと知りたい。」

照れくさくて照れ笑いしながらも
私の思いを龍に伝えた。

龍「〜っ///お、おう!約束な!」

そういって小指を出してきた龍。
その指に私の小指を絡めて約束をした。
ふと目が合い私達は笑った。


その瞬間を忘れる事はないと思った。



龍「じゃあ、また来年の春に。
俺、校門で待ってるから…」

紫「うん、走っていくね!」

そう言うと転ぶなよ?と
笑いながら言う龍。
もうその姿さえも愛おしくて。

そして…








早く春が来て欲しいと願った。