龍「紫乃、中学はやっぱり
塞翁中学(さいおう)に行くの?」

塞翁中学。通称 さちゅう
さちゅうは、瑛にぃが通っている。

紫「んー、まだ決めてはないよ。
さちゅうと、てきじょで決めかねてる。」

てきじょとは、
滌邱女学院(てきおかじょがくいん)
名前の通りエスカレーター式の女子校。
さちゅうは、サッカーが強いって
有名だからほとんど男子なんだ。
だから、迷ってるんだ。

龍「そっか……。…ねぇ
俺さ実は明後日誕生日なんだ。」

紫「えっ、そうなの?!おめでとう!
う〜何もしてあげれない」

龍「…じゃあさ、一つお願い、
聞いてくれる?」

龍は真剣な顔をして私に頼んだ。

紫「お願い?全然いいよ!なになに?」

龍「ありがと、今日の帰りに言うね。」

紫「え〜帰り??それまで気になるじゃん!
今教えてよ〜!!」

そう言うと龍はさっきまでの笑顔を見せて
笑った。

龍「それじゃ面白くないじゃん!後で!」

紫「え〜けちーーー!」



そういって、笑い合いながら
帰りになるまで龍と話しをしてた。
時々かき氷とか食べながらね´ω`*