私の想いが届くまで


んー、なんか授業に集中できないなぁ・・・

れい先輩いまなんの授業かなぁ、てか、電話楽しかったなぁ
またしたいなんて言えないよね。はぁ。
あ!本返しにいかなきゃだった!

今日はれい先輩に本を返す日だ!部活終ってかられい先輩の教室いけるじゃん!

・・・

「失礼します!
れい先輩!本持ってきましたー!」

「おぉ!ありがとー
そいえば、今日はごめんね?」

あ、やっぱ寝落ち迷惑だったのかな?
胸がチクッとした。

「いえいえ、私こそすいません。ご迷惑・・・でしたよね?」

「えぇ!全然だよ!?おれ奏美ちゃんと話すの楽しくて好きだよ?」

ドキンっ!
まただ!うぅ・・・これはやっぱり『好き』だよね・・・

「ホントですか!?
わたしも、れい先輩と話すの好きです!なんか癒されます!!」

言ってしまった。話しながらもドキドキは止まらない。

なんだかんだで、10分くらい話して先輩の教室を出た。
なんか、先輩といると苦しい・・・けど、きゅんきゅんする・・・かも。
気づいてしまった。自分の気持ちに。
気づいた瞬間胸の高鳴りがおさまらなくなる・・・

このあと、自分が苦しい思いをすることを私はまだ知らない