桜の下で出会った君と文通を

まことは私にとって、大好きな親友でお姉さんみたいな存在だ。
中学1年生のときに同じクラスで話してから今までずっと仲良くしてくれてる、物事をはっきり言うけれど優しい友達なのだ。私と違ってしっかりしている。

まことと話しながら歩いていたらもう学校だった。

「あああ、クラス替え緊張するなぁ。まことと同じクラスだったらいいなぁ。そして、去年みたく全く見えない!」

精一杯背伸びして張り出されているクラス表を見ようとするが、背のあまり高くない私では、前にいるたくさんの人たちでちっとも表が見えない。去年もこんな悔しい思いをしたのを思い出す。

「はいはい、ちょっと待ってようねー。」

まことに背中を押されて2人で人の波に流されて前へと少しずつ進んで行く。

「お、見えた。私は2組。唯子は…っと。お!唯子も2組だよ!よかったね!」

私よりも少し背の高いまことがクラス表を見て教えてくれる。

「よかったぁ!それじゃあ、一緒に教室に行こうか!」