深雪さんが恐る恐る、と言った感じでそう聞いてきた
「原因が解明されていない病気だから、明確な治療法は確立されていないのだけれど、一般的にはカウンセリングなどの精神療法を用いているわ」
「後は、本人がこの病気を自覚し、治そうとする意思が必要だな」
「そう……
これは、私達が原因とも言えるわ
だから、必ず直してみせる」
「まずは、あの子達と普通の親子でいられるようになってみせるわ」
「暫くは、そっとしておいた方がいいだろうから様子見だけどな」
「だから蒼君達も、今まで通り深夜達の話し相手になってくれないか?」
辛そうではあったが、覚悟の決まった表情だった
「「「「勿論です」」」」
だから、俺達はそう答えた
俺達にとっても、それは願ってもない話だったからだ
〜蒼side end〜

