「何故、そのようなことを?」
この沈黙のままでも私達的には良かったのだが、そうもいかないのが現実というもの
どうしてそんなことを聞くのか、確認しておかなければならない
何せ、蒼達は私と舞夜の婚約者候補だから
「婚約者候補である、あの4人の誰を婚約者として選ぶのかは知らないが、お前達2人にその気があるのかないのか、それを聞いておこうと思ってな」
「そういうことでしたか
現時点においては、蒼達のことを異性として何とも思っておりませんよ?」
そう、恋愛感情なんてあるだけ無駄だから
「そうか…
あの4人の内、誰を婚約者とするのかは考えておくように」
「期限は、来年の今月の4月までですからね」
「つまり、あと1年ですか」
「えぇ、短いかもしれないけど、あと1年で決めてちょうだいね」
「「分かりました」」
決定事項なのなら、私達に拒否権はない
でも……彼等とは、いい友人として付き合っていきたかったのだけれど、そうもいかないのよね…
もともとは婚約者候補として紹介されたのだから、仕方がないのか…

