「深夜達の言う、償わなければならない罪だって、何のことだか知らない
それでも、深夜達は、俺達の大切な娘なんだ…だから、連れて行かないでくれ」
「蓮…」
舞央達のようにしゃがんでそう喋りかける蓮
そうだよな
「舞夜達にとっては、俺達よりも君の方が大切なのかも知れない
それでも、舞夜達は俺達にとって大切な娘なんだ
連れて行かないでくれ」
俺も、蓮や舞央達みたいにしゃがんで、そう語りかけた
この神代ユリという人がどういう人で、舞夜達にとってどんな存在なのか、俺達は知らない
でも、それでも今の俺達にできるのはそれくらいのことだった
そして、舞夜達が居なくならないように祈ることぐらいしかできない自分が恨めしかった…
〜棗side end〜

