今度こそ幸せに…Ⅰ



なら、今は?

今の私達に、覚悟なんてあるの?


ただただ時が過ぎていくのを眺めて、何もない日々を過ごしているだけ


執着するものもない、無駄に使われていく時と命…


このまま…過去に縛られ、思いに縛られ、罪に縛られて、何の成長もできないまま、無駄な時を過ごしていくのがいいのだろうか…


それとも、少しずつ、一歩ずつ前に進んでいくのがいいのだろうか…


・・・・・・・


そんなことは…


「そんなことは許されない、か……」

「舞夜…」

「深夜の考えそうなことが分からない程私は馬鹿じゃないしね…
それに、そんなことも分からない程、私達が一緒に過ごして来た時間は短いものだった?」


そんなことない…


「そんなことないよ、舞夜
ずっと一緒に育ってきたんだもの…
私の考えることぐらい、分かって当然だよね」


そう、ずっと一緒に過ごして来たんだもの…


あれの前も、あれの後も…

ずっと一緒だった