俺達の居る世界は、そういう世界だったと、言われるまで気がつかなかった
『貴方方はただ、自分の置かれた状況を嘆いて、何も変わろうとせず、変わろうともしていないだけでしょう?』
本当にその通りだった
変えようと思えば変えられた
自分から何か行動を起こせば、それだけで何かが変わったはずだった
「惚れちゃうのも無理ないね
あんなに芯がしっかりとした子、初めて見たもの」
「そうだけど…は?」
「あら、私達が気がついてないとでも思ってたの?
貴方があの2人のどちらかに惚れたことぐらい分かるわよ」
「伊織はどっちに惚れたんだ?」
「……華京院深夜」
「深夜ちゃんかぁ、可愛かったわね
今度一緒にお買い物したいわ」
「頑張って落とせよ」
「勿論」
必ず落としてみせる
〜伊織side end〜

