今度こそ幸せに…Ⅰ



「で?で?で?どっちに惚れたの?
教えてよ、蒼」

「……………華京院、深夜」

「深夜ちゃん?綺麗だったものね〜
舞夜ちゃんも負けないくらい綺麗だったけど、どうして深夜ちゃんなの?」

「理由なんてない
気が付いたらあいつのことを考えていただけだ」


そう、気が付いたらあいつのことを考えていただけ


「どちらにしても、苦労するのは目に見えているな
第一印象は最悪だっただろうし、あの2人は自分達以外を信じようとしていないみたいだからな」

「分かってる」


そんなこと言われなくても分かっている

あの人を拒絶するような笑顔も、仲良くする必要などないと言ったあの言葉も

でも


『変えようと思えば、変えられる』

『変わろうと思えば、変われる』

『『それをしていないのは、貴方方』』


それはあいつ等にも言えることだ


「変えてやるさ、俺も、あいつも」


〜蒼side end〜