〜蒼side〜
「どうだった?あの2人は」
そう問われて思い出すのは、あの2人に言われたあの言葉
『『本当、思い上がるのもいい加減にしてください』』
そんなことを言われたのは初めてだった
言われてみれば、俺は思い上がっていたのかもしれない
両親だって、昔は俺と同じ立場にあった筈だと言うことを忘れていた
いや、考えたこともなかった
俺の気持ちを理解できるのは、幼馴染のあいつ等だけだと、そう思っていた
理解出来ていなかったのは、俺も同じだった
「気に入った」
自然と溢れたその言葉は俺の本心だった
「気に入っただけじゃないんでしょう?」
「惚れただろ」
全てを見透かしたような両親の口調は気に入らないが、惚れたのは事実だった
華京院深夜、か…

