「今日は寒いから温かくしておけよ」
「また過保護になった
この位の寒さ、大丈夫ですって」
「またそんなことを……」
蒼は何かぼやいているけど、わたしとしては、久し振りに外へ出たことが嬉しくて、聞いてはいない
こうして歩けるのも、全ては蒼のおかげ……
蒼があの時、私を目覚めさせてくれた
「ねぇ、蒼」
「どうした?」
「有難うね」
貴方のおかげで、私はまだ生きたいと思えた
ねぇ、ユリ…
私はまだ、貴方のところへは行けない
でも、必ず会えるから、それまで待ってて
私は、幸せなってみせるよ……
今度こそ、この世界で……
だから、見守っていてね

