正論過ぎて言い返せなかった
本当に、何であの4人の思いは正確に汲み取ることができたのに、俺達の思いを理解することができないのだろうか…
「これで、あの2人に恩ができちゃったわね」
「あの子達に、間違えた考えを気付かせてくれた恩?」
「そ、だって、ああ言うのは第三者の手によって気付かされるのが一番だからね」
「こういう時は、親の私達が何を言ったって、さっきみたいに心深くにまでは響かないだろうからね」
「感謝してもしきれないな、あの2人には」
「それにしても、さっきので完全にあの2人に落とされちゃったわね
あの子達」
「あいつ等が落とされたのはいいとして、果たしてあの2人を落とすことがあいつ等にできるのか…
これからが楽しみだな」
「最初の印象は最悪だろうし、苦労するのは目に見えてるな」
「これからは、あいつ等から目が離せないな」
自分の息子の苦労しそうな恋路を楽しそうに笑う父親組は、俺には悪魔に見えて仕方がなかった
〜蓮side end〜

