今度こそ幸せに…Ⅰ



正論過ぎて言い返せなかった

本当に、何であの4人の思いは正確に汲み取ることができたのに、俺達の思いを理解することができないのだろうか…


「これで、あの2人に恩ができちゃったわね」

「あの子達に、間違えた考えを気付かせてくれた恩?」

「そ、だって、ああ言うのは第三者の手によって気付かされるのが一番だからね」

「こういう時は、親の私達が何を言ったって、さっきみたいに心深くにまでは響かないだろうからね」

「感謝してもしきれないな、あの2人には」

「それにしても、さっきので完全にあの2人に落とされちゃったわね
あの子達」

「あいつ等が落とされたのはいいとして、果たしてあの2人を落とすことがあいつ等にできるのか…
これからが楽しみだな」

「最初の印象は最悪だろうし、苦労するのは目に見えてるな」

「これからは、あいつ等から目が離せないな」


自分の息子の苦労しそうな恋路を楽しそうに笑う父親組は、俺には悪魔に見えて仕方がなかった


〜蓮side end〜